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キャッシュフローの「キャッシュ」って何?
Q: 最近、キャッシュフロー計算書が重要視されていますが、キャッシュフローの「キャッシュ」とは、現金のことでしょうか。
 
 
A:  キャッシュフローの「キャッシュ」とは、現金及び現金同等物です。
 
 
解説:
  1. 平成 11年 4月 1日以後開始する事業年度から、株式公開企業はキャッシュフロー計算書の作成が強制されますが、キャッシュフロー計算書でいうキャッシュとは、現金及び現金同等物のこととされています。
     
  2. この現金とは、手許現金及び要求払現金(例えば、当座預金、普通預金、通知預金)のことです。また、現金同等物とは、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資のこととされています。具体的には、定期預金、譲渡性預金、コマーシャルペーパー、売戻し条件付現先、公社債投資信託等が含まれると思います。なお、一般的には、短期とは取得日から満期日又は償還日までの期間が3ヶ月以内のものをいいます。
     
  3. このように、貸借対照表上の「現金預金」とキャッシュフロー計算書の「現金及び現金同等分」では、その範囲が異なってきます。
     
  4. ただ、上記のキャッシュの範囲は、公開企業が作成するキャッシュフロー計算書について限定されるものですから、キャッシュフロー計算書を提出する必要のない中小企業については、「いつでも現金化できるもの」ぐらいの範囲で考えればよいのではないでしょうか。


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